2026年度セミナー開催予定

主に薬剤師や薬学生を対象に、SRHRとヘルスケアに関するテーマでセミナーを主催しています。
(薬剤師以外の医療専門職、テーマに関心をもつ他分野の専門家の方の参加も歓迎です)
2026年度は外部講師をお招きし、他にないアグレッシブなテーマを取り扱う予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。
- 会員になると、すべてのセミナーを無料で受講でき、1年間アーカイブ動画をみることができます。単発で申し込むよりもお得です。
- 非会員の方は、アスヤクLIFE研修より、都度お申し込みください。
第1回 「患者対応がつらい」と感じるときに… 疲れない支援関係の築き方とコミュニケーションスキル
日時:2026年7月10日(金) 20:00-21:30
※会員はセミナー終了後30分のディスカッションor 応用セミナーに無料で参加できます
講師:村上理奈 (保健師/SRHR pharmacy PROject)
会場:オンライン(zoom) ※PECS単位申請予定
非会員の方のお申込みはこちら
「患者さんのために」と思って対応しているのに、気づけば疲れ切ってしまっている。
断れない、線引きが難しい、怒らせないように気を遣い続ける——。薬局現場では、そんなコミュニケーションの悩みを抱える薬剤師は少なくありません。
一方で、患者さん側にも、不安や孤立、うまく言葉にできない困りごとがあります。だからこそ、「どこまで応じるか」「どう伝えるか」を整理せずに関わり続けると、支援関係そのものが苦しくなったり、結果的に双方が疲弊してしまうことがあります。
本セミナーでは、薬局で実際に起こりうる具体的な事例をもとに、“患者さんを突き放さずに、必要な境界線を引く”コミュニケーションについて考えます。境界線を引くことは、冷たくなることでも、支援をやめることでもありません。むしろ、無理なく継続できる支援関係をつくるために必要な視点でもあります。
扱う事例(一部)
・「ヤクザ呼ぶぞ」「本部に言うぞ」とすぐに恫喝、地域でたらい回しな患者さん
・24時間対応とは言うけれど…深夜3時に“薬がシートから出ない”と電話をかけてくる患者さん
・「気軽に相談してください」が、“毎日のLINE報告”に変わっていく患者さん
・非通知で電話をかけてきて、一方的な質問で結局どうしたいのか分からない患者さん
・歴代スタッフごとの“特別対応ルール”が増え続け、現場が回らなくなる患者さん
・「あんた医者じゃないだろ」と、何気ない確認だけで怒鳴りだす患者さん
・「これってセクハラ…?」と断言はしづらいけれど、確実に怖さを感じるケースへの対応
「患者さんのために頑張る」と「自分やスタッフを守る」は、対立するものではありません。疲弊しにくく、継続可能な支援関係をどう作るのか。現場のリアルな事例をもとに考えます。
第2回 産婦人科医×薬剤師×ユーザーで考える ― 低用量ピル支援のリアル

日時:2026年8月6日(木) 20:00-21:30
※会員はセミナー終了後30分のディスカッションor 応用セミナーに無料で参加できます
低用量ピルは、避妊だけでなく、月経困難症やPMS、子宮内膜症など、女性の健康を支える選択肢として広く用いられるようになりました。
一方で薬局現場では、「どのピルがどう選ばれているのか」「オンライン診療後のフォローをどうするべきか」「若年層や保護者へどう説明するか」など、知識だけでは対応しきれない場面に直面することも少なくありません。
本セミナーでは、産婦人科医の柴田綾子先生を講師に迎え、
OC/LEPの違い、ピルの使い分け、ミニピル(スリンダ錠)の位置づけ、若年層への対応など、薬剤師が現場で知っておきたい基礎知識と実践的な視点を学びます。
さらに本企画では、「産婦人科医×薬剤師×ユーザー」という立場を越えた対話を重視しています。
後半のディスカッションでは、オンライン診療と対面診療それぞれの課題、継続処方をめぐる運用、Dダイマー検査への疑問、長期服用ユーザーが感じる受診負担など、日々の現場で生じているリアルな声を取り上げます。
薬剤師は、女性たちの「受診したいけれど受診しづらい」「説明が足りないと感じる」「オンライン診療だけでよいのか迷っている」といった揺れる気持ちに、薬局で最初に接する職種でもあります。
本セミナーは、単なる知識整理ではなく、女性の継続的なヘルスケア支援を考えるための実践的な対話の場を目指します。
【こんなことが学べます】
・ミニピル(スリンダ錠)の特徴と適応
・産婦人科医が実際にどのような視点で処方提案をしているのか
・若年層や保護者への情報提供・受診勧奨のポイント
・オンライン診療と対面診療、それぞれの課題とこれから
・長期服用ユーザーが感じている受診負担や疑問
【講師紹介】
柴田綾子先生
淀川キリスト教病院 産婦人科専門医・指導医、周産期母体・胎児専門医・指導医。
世界遺産15カ国ほど旅行した経験から母子保健に関心を持ち産婦人科医となる。
2011年群馬大学を卒業後に沖縄で初期研修し2013年より現職。女性の健康に関する情報発信やセミナーを中心に活動。
著書:女性の救急外来 ただいま診断中!(中外医学社)、産婦人科ポケットガイド(金芳堂)。女性診療エッセンス100(日本医事新報社)、ウィメンズヘルスケア マスト&ミニマム(診断と治療社)、女性診療のエビデンスをぎゅうっとまとめました(メジカルビュー社)。
質問役:鈴木怜那(薬剤師/SRHR pharmacy PROject)、村上理奈(低用量ピル長期ユーザー/SRHR pharmacy PROject)
会場:オンライン(zoom)
※PECS単位申請予定
非会員の方のお申込みはこちら
第3回 女性医療者に相談する男性の背景には何があるのか ― “相談”として持ち込まれる加害性に揺れる現場から
日時:2026年10月7日(水) 20:00-21:30
※会員はセミナー終了後30分のディスカッションor 応用セミナーに無料で参加できます
講師:西井開先生
立教大学大学院社会デザイン研究科特任准教授。一般社団法人UNLEARN理事。
専門は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。臨床心理士。公認心理士。
男性を対象とした臨床実践に携わりながら、ミクロな視点からジェンダー問題に取り組む。近年は、DV、ストーキング、ハラスメントなど親密圏および組織内で生じる男性の暴力について、臨床現場での経験を踏まえながら探究している。
著書(単著)に『転落男性論:孤立、暴力、ホモソーシャル』(金剛出版)がある。
会場:オンライン(zoom)
※PECS単位申請予定
第4回 HPVワクチンについて(企画調整中)
日時:2026年12月~2月頃 調整中
講師:船津裕子先生(社会福祉士・薬剤師/自室援助ホーム「れんげそう」運営/SRHR pharmacy PROjectアドバイザー)
会場:オンライン(zoom)
※PECS単位申請予定


