2024衆院選(東京)の候補者に対して、緊急避妊薬スイッチOTC化および試験販売に関するアンケートを実施しています

この度、緊急避妊薬スイッチOTC化に関する政策について、東京の選挙区の衆議院議員候補者にアンケートを実施いたしましたので、結果を公表いたします。

なぜ東京選挙区のみにアンケートを実施するのか

2023年11月より「緊急避妊薬の適正販売に係る環境整備のための調査事業」として薬局での緊急避妊薬の試験販売が開始され、更なる調査のため2024年9月26日より全国で販売できる薬局を増えています。しかし、東京でのみ事業が停止となり、現在東京では緊急避妊薬を薬局で購入することができません。事業停止の理由や再開の見通しについて国民への説明はありません。
調査事業は厚生労働省が日本薬剤師会に委託して行っているものです。国の事業であること、また、東京でのみ起こっている異常事態であることから、この問題についてアンケートを実施することにいたしました。

アンケート結果(10/22 18:30更新)

東京1区

現時点で、回答なし。

東京2区

現時点で、回答なし。

東京3区

現時点で、回答なし。

東京4区

現時点で、回答なし。

東京5区

手塚よしお(立憲民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する 健康と権利)の実現のため、医療機関を受診せずに薬局で緊急避妊薬を購 入できるようにすべきです。』

東京6区

現時点で、回答なし。

東京7区

現時点で、回答なし。

東京8区

南北ちとせ氏(日本維新の会)
質問① 緊急避妊薬は「来年度以降も議論の余地あり」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」

東京9区

現時点で、回答なし。

東京10区

現時点で、回答なし。

東京11区

現時点で、回答なし。

東京12区

現時点で、回答なし。

東京13区

現時点で、回答なし。

東京14区

現時点で、回答なし。

東京15区

現時点で、回答なし。

東京16区

現時点で、回答なし。

東京17区

円より子氏(国民民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『ピルの解禁にも力を入れてきました。緊急避妊薬のスイッチOTC化も早急に政府はやるべきです。女性についての法制度の取組の遅さと無理解に怒りを感じますが、めげずに頑張りましょう。』

東京18区

松下玲子氏(立憲民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する 健康と権利)の実現のため、医療機関を受診せずに薬局で緊急避妊薬を購入できるようにすべきです。』

東京19区

いでしげ美津子氏(日本共産党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『これまで、避妊の手段として使われてきたコンドームは決定権を男性側にゆだねる傾向が強くありました。望まない性交も多くあるのが現状である中で、女性の主体的な権利としての避妊は必要と考えます。緊急避妊薬の普及と、学校現場での性教育は同時並行で進めていかなければ現実に追いつけないのではないでしょうか。』

東京20区

大西けんたろう氏(国民民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」

東京21区

大河原まさこ氏(立憲民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『緊急避妊薬は薬局で買えるようにすべきだと考えている』

東京22区

現時点で、回答なし。

東京23区

現時点で、回答なし。

東京24区

現時点で、回答なし。

東京25区

現時点で、回答なし。

東京26区

石倉こうじろう氏
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」

東京27区

現時点で、回答なし。

東京28区

たかの直美氏(日本共産党
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯の開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『女性の身体を守り、希望しない妊娠を防止するうえで不可欠の対応です。世界では当たり前のことが日本ではなかなか実現しませんが、共に声を上げていきましょう。』

高松さとし氏(立憲民主党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『望まない妊娠から女性を守るために、早急に販売開始すべき。』

東京29区

鈴木けんいち氏(日本共産党)
質問① 緊急避妊薬は「速やかにスイッチOTC化」
質問② 東京都での事業停止の経緯開示・事業推進(再開)に「取り組む」
意見『いつ何人産むかは、妊娠・出産の当事者である女性の自己決定権を尊重べきであり、緊急避妊薬のスイッチOTC化を早期に全国で実現すべきです。』

東京30区

現時点で、回答なし。

アンケート概要

以下の2点について候補者に質問しました。

質問1 緊急避妊薬のスイッチOTC化について、考えに近いものを選んでください。

  • 来年度以降、速やかにスイッチOTC化
  • 来年度以降も議論の余地あり
  • 医師の処方が必要

質問2 2024年9月26日より、緊急避妊薬の試験販売薬局が増えました(昨年度全国145薬局→現在全国302薬局)。しかし現在、東京都でのみ、研究事業が停止したため都内でのみ緊急避妊薬を薬局で購入することができません。そして、その理由は説明されていません。東京都でのみ緊急避妊薬に関する研究事業が停止した経緯の開示、事業の推進(再開)に取り組む考えはありますか?

  • 取り組む
  • 取り組まない

質問3 緊急避妊薬のスイッチOTC化について、お考え(課題や疑問、意向やスタンス)があれば教えてください。

回収方法 Googleフォームにて回答を求めました。
送付方法 10月20日以降に各候補者が公開している以下のいずれかの方法で質問しました。
①メールアドレスもしくはWEBフォーム(所属政党を通じてを含む)
②本人のSNS(Facebook・X・Instagram)
③演説の場へ出向いて手渡し
結果、候補者144名中137名へ質問を送付することができました。
※公開している連絡方法がなく、事務所住所や電話番号が不明な場合は質問を送付していません。