第58回日本薬剤師会学術大会で発表しました

こんにちは☔事務局の村上です。

10月12日~13日に京都で開催されました「日本薬剤師会学術大会」にメンバーで参加しました。
当団体より2つのポスター発表を行いました。

ポスター発表1「HPVワクチン接種に対する認知向上および接種不安軽減を目的とした地域薬剤師による効果的介入に関する調査」
こちらは、2024年に荒川区で開催した健康講座にて、参加者に対して実施したアンケート調査の発表です。
ポスター前での質疑応答は1時間半設けられていましたが、ポスター前は常ににぎわっており、時間外にも多くの参加者から実践の質問をいただきました。※調査にご協力いただいた方で、結果についてお知りになりたい方はぜひご連絡くださいませ。

ポスター発表2「北欧の包括的性教育とユースクリニックから学ぶ、薬剤師による緊急避妊薬対応と若者支援」
こちらは、メンバーの松村さんが今年北欧へ視察に行き知り学んだことを元に、日本の現状と比較し考察した発表です。
こちらも質疑応答時間にはひっきりなしに質問が飛び、松村さんは常に参加者とお話している状況でした。※しゃべりすぎて声が枯れたそうです。

今回の発表者の鈴木さんと松村さん

当団体は、地域での実践を他の地域・全国の薬剤師に広めるべく、活動や調査について、毎年学術大会にて発表を行っています。
この調査結果に基づき始めたのが、先日開始した「HPVワクチン啓発キャンペーン」なのです!

また、アサイクル株式会社様よりお声がけいただき、鈴木さんは学術大会フロアで流れるラジオにも出演しました。
テーマは「薬剤師が担うSRHR:HPVワクチンと緊急避妊薬」
鈴木さんが、実際の活動内容やそこに込める考えや思いについて、お話しました。

開始前、やる気満々の鈴木さん

HPVワクチン啓発や緊急避妊薬OTC化など、薬局から始める女性と子どものヘルスケアについて、衆議院 神谷まさゆき議員にも、取り組みについてお話を聞いていただき、薬剤師が取り組むことの重要性について賛同いただけ、励ましのお言葉もいただきました。

松村さんが神谷議員にHPVワクチン啓発を薬剤師が行うことの大切さについてお話している場面

来年度は新潟で開催されるそうです!
来年も、地域での薬剤師のヘルスケア活動について、取り組みを発表できればいいなと思っています。